新・駅前そぞろ歩記

竹ノ塚
幻の城下町に息づく深い歴史と伝統の技

「竹ノ塚」の名の由来は、この地に白旗塚(しらはたづか)などたくさんの塚があり、それらが歳月を経て荒れ果て竹薮がはびこったことから。現在はマンションや商業施設が立ち並ぶ大きな街ですが、足を延ばせば昔の農業用水路が姿を変えた親水公園や緑道、それに遺跡や社寺など歴史の一片が息づいています。東武健康ハイキングでは、竹ノ塚を舞台にした新コースもお目見え。ハイキング後は冬のイルミネーション「光の祭典」も楽しめます。

佐野市・佐野
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竹ノ塚
かつての見沼代用水路は親水カジノレオ ボーナスコードや親水水路に

東武健康ハイキング「歴史と文化のまち竹の塚ぐるり散策」コースの大半は、竹ノ塚駅西口側に広がっています。スタートとゴールは西口近くの大境公園。約10㎞の行程です。

まずは尾竹橋通りを北へ進むと、浮世絵師・安藤広重の墓がある東岳寺から白旗塚(しらはたづか)史跡公園へ。竹の塚に現存する唯一の古墳を保護するために整備した公園で、「白旗」の由来は源義家が奥州遠征の際、この塚に白旗を立てて戦ったという伝説から来ています。

竹の塚にはかつて利根川を水源とする見沼代(みぬまだい)用水路が流れていましたが、その一部を散策路として整備したのが保木間堀(ほきまぼり)親水水路。風情ある石畳の歩道が続きます。この水路が流れる区域は、関東大震災で浅草周辺の多くの寺院が移転してきた「東伊興(いこう)の寺町」。寺社巡りの人気スポットになっています。

水路を進んでいくと右手には伊興氷川神社、左手には伊興遺跡公園。公園内の展示館には、この地域で発掘された古墳時代の勾玉(まがたま)や縄文時代の土器などを展示しています。中でも祭祀に用いられた子持(こもち)勾玉は貴重な出土品です。

さらに北へ進むと見沼代親水公園。見沼代用水路の水と緑を整備した、全長1.7㎞の遊歩道です。その中程には舎人(とねり)諏訪神社、そして舎人氷川神社。ともに本殿の彫刻が見事です。

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竹ノ塚
都内有数の広さを誇る都立舎人カジノレオ ボーナスコード

ハイキングコースはここから折り返し。古墳跡と伝わる小さな丘に建つ入谷(いりや)氷川神社から、聖徳太子を祀る太子堂がある源証寺へ。さらに南へ歩いていくと、広大な都立舎人(とねり)公園に着きました。約61の敷地は東京ドーム13個分!昭和56年に開園した公園は現在も造成が進行中で、敷地はもっと広がるそうです。それにしても広い。とても回りきれません。陸上競技場や野球場、テニスコートもあります。ほかにもドッグラン、じゃぶじゃぶ池、ソリゲレンデなど楽しめる施設が満載。

公園から東へ向かって歩き、東武スカイツリーラインを跨いで竹ノ塚駅東口側に出ると炎天寺。俳人・小林一茶ゆかりの寺で、「蟬鳴くや六月村の炎天寺」「やせ蛙負けるな一茶是にあり」の句で知られています。

さて、日没後の竹の塚では、この冬も「光の祭典」を開催中。竹ノ塚駅から元渕江(もとふちえ)公園を結ぶ大通りにかけて光の幻想世界が続きます。メイン会場の元渕江公園では高さ20超の8本の樹木がイルミネーションに輝き、ビームライトを使用したライティングショーが訪れた人を魅了。公園内で約300種の生物を飼育する足立区生物園は、この期間に合わせて夜間特別開園。冬のホタル観賞会や、干支の生きものとの記念撮影など楽しいイベントを開催します。

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