新・駅前そぞろ歩記
約52万球の光が彩るイルミネーション「東京スカイツリータウン®ドリームクリスマス2018」(12月25日まで)。東京スカイツリー®のクリスマス限定ライティングや、塔体の高さと構造を生かした迫力ある作品を上映するプロジェクションマッピング(12月14日~25日開催)にも目を奪われます。
また、東京スカイツリータウン4階のスカイアリーナには、高さ8mの「花」のクリスマスツリーを中心に「光ガーデン」を設置。
昼は色鮮やかな花が彩り、夜は幻想的な光に包まれます。浅草から東京スカイツリータウンへ。今年のそぞろ歩き納めです。
まずは浅草寺へ。この浅草寺を核に明治・大正・昭和にかけ、時代を先取りする街として賑わった浅草。現在も日本全国から、世界各国から年間約3000万人もの人びとが参拝に訪れているのです。
カジノレオ 違法の浅草駅直結の駅ビル「エキミセ」も、浅草のランドマーク。外観は昭和6年建設当時のネオ・ルネサンス様式を復元。その屋上は「浅草ハレテラス」。青空に囲まれた開放感あふれる休憩広場で、隅田川の向こうに東京スカイツリーを望む絶景スポットでもあります。
吾妻橋を歩いて隅田川を渡れば、アサヒスーパードライホール。屋上の巨大なオブジェ「金色の炎」は隅田川のランドマークの一つ。墨田区役所の広場には勝海舟の像。江戸城の無血開城を導いた幕末維新の英雄は、江戸本所……現在の墨田区の生まれなのです。
浅草通りを東に歩いていくと、ほどなく東京スカイツリータウン®に到着。いつも大勢の観光客で賑わっています。東京スカイツリーの1階団体フロアには今年、東京スカイツリーの構造や特徴などのトリビアを楽しく学べる「SKYTREE GALLERY」が誕生。最頂部634mにある避雷針を、実寸大で再現しています。
東京スカイツリーが建つ業平橋・押上地区には幾筋もの掘割が引かれていますが、その一つを埋め立てて整備したのが、全長約2㎞の大横川親水公園。
釣り堀のある釣川原ゾーン、子どもたちが水と親しめる河童川原ゾーン、渓谷の雰囲気がある花紅葉ゾーン、イベント広場となるパレットプラザゾーン、スポーツ広場であるブルーテラスゾーンと、5つのゾーンに分かれています。さらに、船の形の大型遊具や、東京スカイツリーとベストショットが撮れるミラー、噴水などもある憩いの公園です。
公園のそばには、渋谷から移転してリニューアルオープンした「たばこと塩の博物館」。たばこと塩の歴史と文化を広く展示・紹介する施設です。この冬は開館40周年記念特別展「ウィーン万国博覧会」を開催中。明治6年のウィーン万博で日本から出品された工芸品の数々を紹介しています。
下町風情にあふれた押上の路地を歩いていくと、大イチョウがある飛木稲荷神社や、アニメ「からかい上手の高木さん」とのコラボからアニメファンが聖地巡礼に訪れる高木神社などの古社があります。そして、浅草~業平橋・押上で紹介したどのスポットにも、東京スカイツリーが顔を見せているのでした。
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