東向島駅といえば東武博物館。カジノミー 出金条件創立90周年を記念して平成元年に開館した、駅直結の博物館です。
来館するお客さまが身近な鉄道やバスに親しみ理解していただけるよう、館内を８つのコーナーに分けて構成。
カジノミー 出金条件の歴史や文化・役割を紹介しています。
館内外には東武の歴史を飾った実物車両12両が展示されていますが、圧巻なのはやはり、明治32（１８９９）年のカジノミー 出金条件開業を飾った英国製蒸気機関車Ｂ１形５号の重厚な存在感。
ＳＬショーでは機関士が乗り込み、汽笛を鳴らしながら動輪を動かします。
電車やバスの運転体験ができるシミュレーションコーナーは順番待ちになるほどの人気。
最近の話題は約30分運転できる１００３０型運転シミュレーション。運転士国家試験に基づく試験モードで点数に応じた免許証が交付され、その資格に応じて体験できるシナリオ数が増えるシステムです。
その他、電車が走る仕組みを知るための部品展示や鉄道模型のジオラマなども見どころ。２階には東向島駅のホーム下を走る電車の車輪を間近に観察できるウォッチングプロナードも。
また博物館ホールでは、文学や歴史などをテーマにした講演会「向島文化サロン」を随時開催しています（事前申込制）。

東向島といえば向島百花園。向島は江戸時代から花と緑が多く、墨東地域の農民が園芸植物を栽培したことから植木屋が発展し、武士や大名だけではなく、庶民の間でも家の周りに草花を植えて憩いを求めていました。 そんな町人文化が花開いた文化・文政期に骨董商・佐原鞠塢が、交遊のあった江戸の文人墨客の協力を得て造ったのが、現在の向島百花園。 鞠塢は「春夏秋冬花不断」を心がけ、万葉集など古典に詠まれる植物を集め、四季を通じて花が咲く文人趣味の庭園を整備。小石川後楽園などの大名庭園とは異なる美しさをもっています。 現在の草花と樹木は５００種を超えます。国指定名勝・史跡です。 12 月上旬はモミジやイチョウなどの紅葉が見頃。この時期に施されるマツの雪吊りも風物詩です。また年末・年始には、毎年皇室に献上している春の七草籠の制作実演を見る、伝統技能見学会や展示会が催されます。 ところで、向島百花園には、園を開設した鞠塢が本草の神として信仰した福禄寿像が祀られています。そして近くに建つ墨田区内最古の神社といわれる白鬚神社には寿老神。 じつは鞠塢のもとに集まった文人墨客らが正月の楽しみごととして考えついたのが、現在に伝わる「隅田川七福神めぐり」なのです。